お母様からの長年の束縛・・・
~東京都内在住50代女性からのご依頼~
こちらは時折りご連絡いただくご相談ですが、
愛ゆえの単なる愛情表現なのか、お父様もしくはお母さまからのとても強い束縛、監視を受けていてどうにかしてほしいとのご依頼をいただくことがあります。
今回のお客様は幼少期の頃からお母さまが恐怖の対象で、
如何に怒らせないようにするか、如何に心配しないようにするか、如何にお母さまの望むことを遂行するかをずっと気にして生活されていたとのこと。
少しでも嫌だと思うことがあってもお母さまの考えは曲げられない、自分の思いは届かない、だから諦めなければならない。
一般的な視点でみれば自分の意志でどうにかなると思われがちですが、小さなころからそれが普通の事(一般的)として生活されていたかたからすれば本当にどうにもならない深刻な事態なのです。
やっとの思いで結婚し実家を離れることができてもお構いなしに相手方の実家を訪れ困らせ、
大人になると金銭的な部分にまで浸食、意見を無理やり通そうとするなどエスカレートする一方だったそうで、
ご本人様はお母さまへの感謝はあるが、既に我慢できる臨界点を越えてしまい今回のご依頼へ至ったそうです。
お会いした当初その怒り、憎しみは頂点に達しており冗談だとは思いますが、「母親を殺すという殺人依頼はできますか?」とまでおっしゃっていました、、、
既に50年以上も我慢されていたことに驚きでしたが、
ご本人様以外をも巻き込みだしたことが発端となり限界を越えたとのこと。
ただしさすがに殺人依頼をお受けするわけにはいきませんので詳しくお話をお伺させていただくと、
どうもお父様や祖母が亡くなったことに起因することが多々見受けられましたのでそちらに関する双方の考え方や
意見の食い違いを我々が間に入り解消させていただこうとご提案させていただきました。
長年の軋轢を解消することは当然一筋縄ではいかず、
半年ほどお付き合いさせていただきましたがなんとか双方の食い違いを緩和することに成功しました。
当然いきなり関係が良くなるということではありませんでしたが、人間関係は思わぬところに落としどころがありそれを紐解いていくことによって解決に繋がるケースも
ケースもございますのでまずはお気軽にご相談くださいませ。